ブログトップ

製本の際に気をつけたい事

投稿日時:2014-03-18 20:11

皆様は、印刷物がどのような過程で本になるのかご存知でしょうか。製本をする上で気を付けたいことがいくつかあります。

まず、印刷した紙をそのまま本にすると思っている方も多いかもしれません。しかしそれは間違いで、一回り大きい紙に印刷したものをまとめ、あとから仕上がりサイズに切り落とすやり方が一般的です。こうする事で紙の大きさが揃い、側面がきれいに仕上がります。その為、印刷の時点で四方に余白が必要になります。これをとらないまま印刷した時は、絵も文も切れてしまい、肝心な内容が切り落とされて内容が分からなくなる散々なものでした。

また、製本方法も大切です。ページ数が少なければ、真ん中で折って針金などで止める中綴じという方法が手軽でしょう。厚みがある場合、のりや針金で綴側をまとめる形になります。先にこれを決めておかないと、裏表のページの並びが上手くいきません。また、中綴じの予定を急遽のり綴じにしようとしても、のりの分の余白が充分にとれなく、製本してもすぐにバラバラとほつれてしまい作業が難しくなってしまうのです。

製本をする際には細かいルールがいくつかあります。きちん確認して、満足のいく本を作りたいですね。

PR

プロフィール

  • 名前:しゅん
  • 年齢:30代
  • 趣味:野球
BACK TO TOP